vol.859 価値付けと鑑定の歴史
2026-06-16
・限界と視界の霧
・まんだらけ真贋鑑定
・古川の直筆に対する認識
・迫害の時代
・価値を見出すということ
・値付けの意味
・まんだらけの保証書
・8名のプロフェッショナル
・非公開の理由
・困った依頼人
本日の動画の内容
1.真贋鑑定と「本物を見極める」ことの重要性
古川は、まんだらけの真贋鑑定の話を通じて
「本物を見極めること」の大切さを語る
これは五井先生の教えにも通じるものであり
単なる商品の鑑定に留まらず 人生や
価値観においても本質を見抜く姿勢が
重要であると述べている
2.漫画・アニメが軽視されていた時代と価値の創造
かつて漫画やアニメは社会から低く見られ
原稿や色紙にもほとんど価値が認められて
いなかった しかし オタクやファンたちが
その魅力を理解し 価値を見出したことで
状況は変わっていった 古川は
「価値を認めるとは値を付けることでもある」
と考え 日本漫画文化の価値向上に
取り組んできた
3.価値が生む贋作問題と保証制度
漫画原稿や色紙の価値が上昇すると
それに伴って偽物も市場に出回るようになった
そこでまんだらけは真贋鑑定を行い
さらに鑑定結果に責任を持つため
全額保証付きの保証書制度を導入した
これは高い専門性と覚悟がなければ
できない取り組みであり 文化財的価値を
守るための仕組みでもある
4.専門家の判断と根拠なき疑念
真贋鑑定は複数の専門家が長期間にわたり
調査を行う非常に高度な作業である
しかし一方で ネット情報や知人の意見だけを
根拠に鑑定結果へ疑問を投げかける人も
存在する まんだらけが詳細な鑑定基準を
公開しないのは 贋作者に手口を
学ばせないためであり
本物を見極めることの難しさを物語っている
あの 前回もう一回だけやるで終わったのは
要するにもう古川くん限界がきててですね
この辺にもう
霧がかかってるんですね
でそういう時はもう駄目なのよ
ちょっと休まないと
えー ただ
その真贋鑑定ってのまんだらけが
やってるって前回終わりました
で 本物を見極めなさいっていうのを
あの五井先生がおっしゃってました
で 古川くんもずっとそれを
喋ってるんですけども
毎回この動画でね
で まんだらけも
真贋鑑定ってのやってるんですよ
真贋鑑定って何かっつうと
あの 今ほら
ネットオークションで
あの まんだらけがほら あの原画とか
漫画家の原稿とか 色紙とかですね
直筆のものを
販売して
るともう高値で売れるわけですね
で それは古川くんに
その思惑があって
ま あの
漫画家の原稿とか
色紙とかいうのは
高く売れなきゃ駄目だっていう
認識があるんですよ 古川くんは
それはなぜかというと
あの
古川くんがまんだらけ
始めた頃っていうのは
漫画とかアニメっていうのは
すごい馬鹿にされてて
そのもっと前の手塚治虫とか
水木先生
がやっておられた頃っていうのは
漫画とかいうのは害悪だと
その後折の 鉄腕アトムの その
アニメが始まった時は
もう見るなと
学校とか
PTAとかが
指令を発するわけですよ
あー 帝国の
あの 王様みたいにね
んなの見ちゃいかんって
そういう時代だったの
でまんだらけが始まった頃も
同人誌がちょうど
でき始めた頃なんですよ
で 古川くんは やっぱしそれを
守りたいっていうのは
最初からは 最初はなかった
最初はまあ 読みたいとか
面白いってのはあっただけなんだけど
だんだんオタクの人が
集まってくると
守ってあげたい
守りたいってのがあったんですね
で・・・
あるいは漫画とかアニメもね
馬鹿にされてたから
みんな出版社とか
捨ててたんだよ?原稿を
今えらそうなこと言ってるけど
だから 色紙とか原稿に
全然値段ついてなかったんですよ
ところが マニアとかオタクが
それにちゃんとした その
価値を見出したわけ
で 価値を見出すってのは
どうしたら良いかというと
値をつけるってことなんだよ
価値って値段なんだから
世間的な価値はね?
海外ではみんなそうなんだよ
良いおもちゃとか 古いおもちゃ
ヴィンテージのおもちゃとか
あるいは本とか
旧約聖書の初版とかの
あるのかないのか知らんけど
そんなのあったら
もう数十億とか数・・・
数兆円の値がつくわけですよ
で 日本のだって あの
経典 お経ね?
仏舎利とかでも良いよ
そんなのあっても
値段つかないでしょ?ほとんど
何億円なんかつかないじゃないですか
あー
そういうことよ
だから 古川くんが あの
値段をつけようとしたわけ
で 価値付けをしようとしたわけね
ま 安くても高くても
どっちでも良かったんだけど
日本の漫画アニメっていうのは必ず
価値があるんだってことを信じてたから
そしたら やっぱ案の定
どんどん上がっていったよね
と今度は それの偽物がこう出る
出回るわけよ
ネットオークションの中で
で それまずいっつうんで 古川くんが
真贋鑑定やりますよと
で保証書つけますよと
で うちがまんだらけが
真贋鑑定書出したものに関して
それがもし間違いだったら
全額保証しますよという
保証書をつけたわけですよ
誰もやったことないけどね
そんなこと
よほど自信がないと
できないわけですよ
えー ところがですね 今ね
今年だけでよ?
今期だけで
何億?数億の
真贋鑑定やってますよ
古川くんがね 古川くんというか
ま 真贋鑑定やる人間が7〜8人 ま
7人ですね
正式メンバーは
で サブが1人いて
8人のメンバーが
ま プロフェッショナルですよね
いてやってるんですけども
で・・・まあ
贋作も多いわけですよ
でやった中で
不満を持つ人がいるわけですよ
あ これは偽物じゃないかな?と思って
うちに真贋鑑定きて
「あ、これは本物ですよ」と
簡単にやんないですよ?
その8人が集まって
ま 1週間ぐらいずっと延々こう
色んなこと調べるわけですよ
それは公開しませんけどで
言ってくるやつがいるわけですよ
どう考えてもこれ贋作じゃないの?って
自分が真贋鑑定出しておきながら
こっちが本物ですよと出したらですね
「え 偽物じゃないの?」
「うちの僕の友達が
偽物だと言ってますよ」っていう
ぬかしやがる
とんでもない輩がいるんで
多分 中国人
中国人だと思うんだけども じゃあ
あの・・・
公開して良いんだったら
その全部詳細話していいですよと
詳細うちは言わないんですよ
なんでかというと
ここが偽物でこういうとこが
偽物だっつうとその
贋作者ってめちゃめちゃ
多いんですよ世の中に
そうすると「あ、じゃあそれをクリアすれば
本物になるんだな」って分かるから
サインとか描き方とか
紙の紙質とか汚れ具合とか
全部それありますよね
えー だから言わないんだけども
そうやって言ってくるやつがいるんですよね
だったら公開していいんだったら良いよと
なんで公開していいんだ
って言うのかと言うと
そいつが言ってくる
その難癖が
もう本当に つまんないんすよ
友達がこう言ったからとか
ネット上で拾った情報が
こうだからと 全部
間違いなんですよ
で いちいち反論するのも面倒くさいから
これは本物ですよ これは偽物ですよと
ほったらかしてたんだけど
だってうち保証してんだから
うん 偽物だったら全部
その保証書が間違いだったら
全額返しますと
言っているわけですよね
にもかかわらず
そういう風に言ってくるから
そうなるわけですよ
だから本物を見極めるってのは
凄く大事なことだし
難しいということですね
はい
今日はここまで
あとがき
今回の話は まんだらけの真贋鑑定を
題材にしながら「価値とは何か」
「本物とは何か」という普遍的な
テーマにまで踏み込んだ内容でした
漫画やアニメが軽視されていた時代から
その文化的価値を信じ続け 社会的な評価を
築いてきた歩みが語られています
そして価値が高まれば必ず偽物も現れるため
本物を見極める目と それを守る
覚悟が必要になります
商品であれ情報であれ 人であれ思想であれ
私たちは日々「本物」と「偽物」が
入り混じる世界に生きています
その中で安易な噂や表面的な情報に流されず
本質を見抜こうとする姿勢こそが
今回の講義の最も大きなメッセージ
だったのかもしれません
vol.860 最新AIと危険性